7.クレージーキルト(ヴィクトリアンクレージーキルト)
 
 



1886年 ペンシルバニア州・157cm×142cm シルク・ベルベット

時代が進みアメリカ合衆国も豊かさが芽生え始めます。ヴィクトリアンクレージーキルトは、ドレスなどの上質な残り布などを使って作られたものです。様々な形の違った布をパズルのように組み合わせ、重厚な美しさを生み出したキルトです。暮らしの余裕とともに豪華さが求められ、刺繍やステッチを施し装飾性が高められました。1885年から大流行し、主にタペストリーとして用いられました。 この作品は、当時としては珍しい布写真が使われています。

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